ボゴタは南北に長い都市です。市内の中心を走る幹線道路(アウトピスタ)を北に走り、ボゴタを出てずーっと行くと、隣のボヤカ県の首都トゥンハに至ります。
そのかなり手前にシズガという小さな湖があり、ちょっとした景勝地になっています。この辺でトゥンハに行く道から右にそれると、それはそれでやがてまたボヤカ県に入ります。

シズガ。街道からだと見下ろす形になります。
途中の道は谷沿いを走る山道になっており、途中、その谷の向こうにマンタという小さな町が見えます。ここはまだボヤカに入らず、ボゴタと同じクンディナマルカ県。夫がなぜかそこに行きたがっていたので、知り合いの若い女性(コロンビア人)や犬も一緒に出かけることに。

道路もトゥンハ方面と違って細い。のどかな感じで小さな川(ケブラダ)がいくつもあります。PEAJE(ペアヘ)とは通行料を払う場所のこと。県内を日帰りで走っただけなのに数カ所で6000から7000ペソくらい払い、けっこう馬鹿になりません。

川はこんな感じ。

ベルリン橋を渡るとマンタ。実際にはここからけっこう距離があります。写真はマンタ側から。

犬を置いていきそうになったり。というのは嘘で、ちょっと休憩してただけです。こうやって山道とかにいると、この犬はときどき飼い主のチェックに来るのです。

マンタは普通の町でした。
しかし犬連れでふらっと行くにはハズレだったかも……。三連休の中の日曜だったせいか混んでいて車を止めるのに苦労したり、あと、昼食を普通の食堂で摂ったらイマイチでした。
ほとんど味のないスープとか久しぶりに食べたかも。
知らない場所では食堂よりもアサード(焼き肉屋)の方がハズレがないのかもしれません。
これは食堂の前あたりから町の中心広場を見下ろしたところ。
手前のおじさんのポンチョと帽子は、このあたりの男性の典型的な服装です。
気を取り直し、ボゴタを戻るときには来たときと別のルートをたどることにしました。
もう少し南よりの道を取り、トミネという別の湖の横を通ってボゴタの北東に入るルートです。
途中、セスキレというところで休憩しました。

ここも普通の町。しかし場所のせいか時間のせいか、マンタよりもゆったりした感じでした。

広場の横に「QUESOS(チーズ)」と書かれた店があり、チーズに目のない夫が見てみることに。

中は典型的な小さな町のなんでも屋さん。
手前はパンやお菓子類、奥には酒、タバコ、ツナ缶からトイレットペーパーまで置かれています。
お酒があるせいか、レジの上にちゃっかり「アルカセルツァーも買ってね」と書いてあるのが笑える。
自家製クミス(飲むヨーグルトみたいなもの)があるというので、それとマンテカーダ(カステラの原型みたいなお菓子)を食べることにしました。パン屋にはたいてい、その場で食べるテーブルがあります。
どちらもおいしかったです。

小さな町の町並みはどこも似た感じなんですが、つい撮ってしまいます。

トミネの湖はこんな感じ。
マリーナがあちこちにあるようで、ボゴタの富裕層の遊び場にもなっているようです。
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COMMENT
無題
しかし何であんなに雲の多い画像を使うのかな。もしやほとんど曇っている地域なんでしょうか。
無題
曇っているのは雨季だからかもしれません。行ったときはたまたま、ほとんど降らなかったんですけど。