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きまぐれコロンビア案内

コロンビア生活日記です

   
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偽札の見分け方

コロンビアには1000、2000、5000、1万、2万、5万の6種類の紙幣があります。1000ペソが約53円、5万ペソでも2660円程度ですが、だいたい5000ペソ以上の紙幣は偽札を警戒してものすごいハイテク仕様になっています。

角度を変えると色が変わって見えるマークとか。何か特殊な光を当てるとなんとか、というのもあるらしい。紙幣を作るのに原価割れするんじゃないかと思うほど。

1000ペソ札なんかはわりと印刷してあるだけっぽいですが、これも見分ける方法があります。1000ペソ札そのものが、一度は硬貨になっていたもののあまりの偽造硬貨の多さに紙幣に戻されたといういわくつき。

これは夫に聞いたのですが、紙幣の左右を両手の親指と人指し指ではさみ、力を入れて引っ張って、ぎりぎりのところで片手を離したとき、破れてしまうのが偽札とのこと(適当なところで片手を離さないともちろん破れます)。

そういえば個人商店でときどき、「偽札は破れます」という貼り紙があり、どういう意味かと思っていたらそういう意味だったんですね。

ところで今日、夫が近所の知り合いの食堂に食事に行ったところ、5万ペソで支払おうとする人がいて、店主である知り合いの女性が本物かどうか見極めかねて困っていたそうです。最高額の紙幣には偽札が多いのは当然で、高額紙幣を出したらしげしげ調べられるのはあたりまえのこと、失礼でも何でもありません。

そこで夫がいつものように、「こうやって破れたら偽札なんだよ」と、ぱんっと引っ張ったら……見事に破れてしまったそうです。悪いことしてないとはいえ、偽札を使おうとした人に逆恨みされてなければいいんですけど。
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アパートの鍵を交換する

ボゴタの家は防犯第一。ドアにはドアノブがないところも多いです。鍵穴で鉤を回して開けるのです(そういうホテルのドアありますよね)。

ドアも鉄製みたいなのが多く、鍵はかんぬき型が主流。ピッキングなどという語感からして軽やかな方法ではたぶん開きません。物理的な力がけっこう必要だからです。こういうのがいくつも付いてるドアもあります。

夫の実家のドアはまず小窓のような部分の鍵を開け、そこから腕を入れて内側にかかっているかんぬきを外す……前にそれを止めている南京錠を開けるという、まるでマジシャンの鎖抜けみたいなわざが必要になります。手探りで南京錠を開けるのは、慣れないとかなり難しいです。

そんな風なので、鍵を忘れて出てしまうともう入れません。家に鍵を忘れてドアを閉めたために入れないというそれこそホテルでよくあるシチュエーションが、日常的に味わえます。

という状況(私も一度やりました)のために、うちは近所に住む親戚の家に予備の鍵を預けてありました。

しかし夫が昨日、ふと思い立って「うちの鍵はどこにある?」と聞いてみたら、ありません。

その家は彼らのさらに親戚を初めとして人の出入りが多い家なので、誰が持っていってもわかりません。おそらくは模様がえや掃除のどさくさでどこかに紛れてしまったのでしょうが。

でも用心に越したことはないので、速攻で鍵部分を替えることに。鍵を替えることがたぶん日常茶飯事なので、ホームセンターなんかに行けば簡単にその部分だけ買えます。付け替えもわりと簡単。頑丈ではありますが。

ただし注意すべき点は、それを買った店で住所を言わないことだそうです。ということは、クレジットカードなんかで買わない方がよさそうですね。

バスでスリに会う

昨日書いたイベントに行く途中、バスで夫がスリに遭ってしまいました。

朝のラッシュ時は過ぎていたのですが、学生風の若い子がけっこう乗っていて立っている人もそこそこ多い、やや混み気味のバスでした。

ボゴタのバスは後ろから降りるのですが、降り口のあたりに少し人がたまっていました。しかし立っている人は全体的にいたので、それが怪しかったということはありません。

降りる場所が近付いてきたので夫が降り口のあたりに立ち、あたりの男性と言葉を交わしている風でしたが、私は人ふたり分ほど離れていたので話の内容などはわかりませんでした。

そのときは夫も気付いていなかったようですが、降りてすぐにポケットを探り、「お金を取られた」と言いました。

結局、4,000ペソほどすられたようです。夫の話ではひとりが夫のズボンの下の方を引っ張るような仕種をしたのでかがんだところを後ろから取られたようです。

夫は財布を持たずポケットにお金を直接入れているし、それもその4,000ペソはジャケットのポケットに入っていたので、スリの人にはちょろい仕事だったと思います。「4,000ですんだのはあちこちのポケットに分散してお金を入れているから」と本人は自慢していましたが。まあ、強盗にはその手は有効かと思います。実は夫はバランキージャに出張した時にタクシーに乗っていてピストル強盗に遭っているのです(乗客はひとりではなく、タクシー運転手もぐるではありませんでした。バイク強盗です)。

バスを降りたあと、Colferiasのあたりにはいつも警官がたくさんいるので、夫はひとりの警官にそれを報告していました。それで実際にスリが捕まったかどうかはわかりません。というか、夫が気を取り直して警官のところに行くまで少し間があったので、たぶん捕まらなかった可能性が高いと思います。

トランスミレニオでも混んでいるときに夫の姪が財布を取られたことがあったので、やはり混んでいる乗り物などは要注意です。また、知らない人にとっさに話しかけられても無防備な姿勢を取らないという注意が必要ですね。こういうときには人はぱっと反応してしまうものですが。私はスペイン語がよくわからないだけでなく、根っからとろいのでいきなり話しかけられると言語によらず何を言われているのかわからず、相手の顔を見たまま固まってしまいます。ある意味隙だらけ。

また、やっぱりスリ対策としては簡単に取れる場所に貴重品を持っておかないことが大事でしょう。

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99年からボゴタ在住。
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