ボゴタの家は防犯第一。ドアにはドアノブがないところも多いです。鍵穴で鉤を回して開けるのです(そういうホテルのドアありますよね)。
ドアも鉄製みたいなのが多く、鍵はかんぬき型が主流。ピッキングなどという語感からして軽やかな方法ではたぶん開きません。物理的な力がけっこう必要だからです。こういうのがいくつも付いてるドアもあります。
夫の実家のドアはまず小窓のような部分の鍵を開け、そこから腕を入れて内側にかかっているかんぬきを外す……前にそれを止めている南京錠を開けるという、まるでマジシャンの鎖抜けみたいなわざが必要になります。手探りで南京錠を開けるのは、慣れないとかなり難しいです。
そんな風なので、鍵を忘れて出てしまうともう入れません。家に鍵を忘れてドアを閉めたために入れないというそれこそホテルでよくあるシチュエーションが、日常的に味わえます。
という状況(私も一度やりました)のために、うちは近所に住む親戚の家に予備の鍵を預けてありました。
しかし夫が昨日、ふと思い立って「うちの鍵はどこにある?」と聞いてみたら、ありません。
その家は彼らのさらに親戚を初めとして人の出入りが多い家なので、誰が持っていってもわかりません。おそらくは模様がえや掃除のどさくさでどこかに紛れてしまったのでしょうが。
でも用心に越したことはないので、速攻で鍵部分を替えることに。鍵を替えることがたぶん日常茶飯事なので、ホームセンターなんかに行けば簡単にその部分だけ買えます。付け替えもわりと簡単。頑丈ではありますが。
ただし注意すべき点は、それを買った店で住所を言わないことだそうです。ということは、クレジットカードなんかで買わない方がよさそうですね。
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