雨が減ったかと思ったらまた増えてきました。水害を減らすため、積極的に植林しようという動きもあるようです。
ところで、コロンビアはティッシュペーパーが高い。鼻炎持ちなのでこれは深刻な問題です。しかしメーカーによっては上等なトイレットペーパーを作っているので、代わりにこれをティッシュにしてはどうかと思いました。
コロンビアでは基本的にトイレットペーパーを流すことを想定していないので、ものによってはけっこう丈夫なのです。
匂いつきのトイレットペーパーは鼻につくので、匂いがなく、柔らかいものと考えて Suave というメーカーの Gold というのを使うことにしました。
しかし最大の問題はトイレットペーパーの質や匂いではありません。
コロンビア人には微妙に見栄っ張りというか体裁を気にする人が多く、夫もその例にもれません。夫には、トイレットペーパーのロールがそこらに置かれているのが許せないらしい。
ところで日本ではあまり見かけませんが、アメリカとかコロンビアでは立方体のティッシュボックスがよくあります。これが実に、トイレットペーパーを入れるのに都合のいい形と大きさなんですよね。そのためにあるのではないかと思うほど。これを利用しようと考えました。
まず、丈夫そうな箱に入ったティッシュを買います。Familia がよさげ。これは普通にティッシュとして使ってしまいます。空になったらカッターで底の四角形のうち三辺を切り、開閉できるようにします。
トイレットペーパーの方は芯を抜き、内側から使うようにします。やってみるとわかりますが、箱に入れて外から使うというのはとても使いにくいからです。芯を抜いたトイレットペーパーを箱に入れ、取り出し口からちょっと端を出せばできあがり。
使うときに切らないといけないのがちょっと手間ですが、大きさを調整できるという利点も。
体感的には最初から入っているティッシュと同じくらい、またはそれよりやや長く使えます(ひょっとするとかなり長く)。値段はトイレットペーパーの方が高くても1ロール1700ペソ、この箱入りティッシュが3300ペソ以上なので経済的なのはあきらか。
最初、夫はすっかり騙されてしまい、「ついにこんな画期的なティッシュが販売されるようになったのか」と感動しつつ使いきったあげく、箱を捨ててしまいました。箱はまた使うんだよ!(何カ月か使うとくたびれてくるので交換します)
ところでコロンビアではティッシュそのものはそれほどメジャーではないのに、なぜか車にはよく装備されています。特にタクシー。何のためかよくわかりませんが、運転席の上にティッシュをセットする場所があります。そこにちょうどはまる、小型の直方体のティッシュボックスは「車タイプ」というらしい。謎。
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