17日から20日まで、メデジンに行ってきました。最初と最後の日はまるまる移動日です。
移動手段はレンタカー。経済事情もあり、その会社にあった最も小さいシヴォレーのスパークです。

非常に切りのいい番号が付いていますが、これが旅行の予定に思わぬ影響を及ぼすことに。
コロンビアの都市にはピコ・イ・プラカというラッシュ時間帯にナンバーがある末尾の車は市内を走れないという法律があるのですが、17日の月曜日にはこの車の1が見事にこれに引っかかってしまいました。朝6時頃まったり出発しようと思っていたのですが、ピコ・イ・プラカは6時から。6時までには市外に出なくてはいけないということでほとんど夜逃げのような出発になりました。といってもうちは幸い市の境界までさほど遠くないので、5時半に出発して15分も経たないうちに市から出られました。
ボゴタは標高2600m、メデジンは1500mですが、それぞれが別々の山にあるのでいったん海抜0m(に近い場所)まで降りなくてはなりません。コロンビアでは高さによって気候が決まるため、晩秋のようなボゴタから真夏の場所まで1日でさまざまな気候が楽しめてある意味お得。別の意味では過酷ですが、庶民の国内移動はバスが主流の国ですからコロンビアの人にとっては当たり前のことです。
出発の2時間後。まだ寒い。あたりには霧が。

街道沿いの売店や小さいレストランなどはだいたいこんな感じ。
5時間も経つと暑くなってきます。ちなみにこの車、エアコンは付いていません。

暑いさなか、とりあえず休憩。ここのオレンジジュースはおいしかった。しかしこの店員のお姉さん、写真はイヤだということで顔を避けたのですが(本人にも見せました)、そうすると胸元が強調されちゃってるような。それはいいのか。

一番低い場所ではマグダレナ川が見られます。

コロンビア最大の川だそうです(アマゾンは別)。コロンビアに初めて来て2カ月後にバランキージャの義兄の家で2週間ほど過ごしたのですが、バランキージャからちょっと車で移動するといつもこの川を見ることになります。久しぶりに見ましたが、私の中で南米らしい風景といえばこの川という気がします。
川が蛇行しているためかこのルート中、マグダレナ川を3回渡りますが、2回目の橋は空軍基地のすぐそばにあって撮影禁止。最も写真を撮りやすいのはメデジン寄りの橋です。
やがて道はまた上ります。メデジンのあるアンティオキア県は馬産の盛んなところ。急な傾斜地で木材などを運ぶためにも馬やラバがよく使われています。

この写真は実際には帰りの朝撮ったので霧が出ています。
メデジン市内は実はほとんど観光していません。犬連れだったこともあるし、目的が夫の兄一家の訪問だったこともあります。

着いたとき既に暗くなっていましたが、市の中心を流れる川沿いに度胆を抜かれるようなイルミネーションが。写真は車の中から撮っているのでそれは伝わらないと思いますが、川の上一面に電球が張り巡らされ、さらにこのように大きなツリー状の物体が。どれだけ電気を使うんだ。
別の場所にはこういうのも。なんかのRPGにこういうモンスターがいた気がする。四角く黒いのは道路の行き先標示板です。

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