例によってこんなイベントに行きました。全国物産展みたいなイベントです。去年もその記事書いたような気がすると思ったら、
一昨年でした。これは毎年ではなく隔年のイベントのようで、アグロエキスポ(農業市)と交代みたいですね。
一昨年の記事を読み返すと「平日に行ったら学生がいっぱいいた」とこの前のブックフェアと同じことが書いてありましたが、今回は平日にもかかわらず学生はいなくて全体にすいてました。しかし週末はものすごい混雑でしょう。私たちがなぜいつも平日にイベントに行けるのか、仕事はないのかと思われそうですが、夫は大学教員で、今は夏休みなんです。というか、サバティカルとかでこの1年はずっと休んでたんですけど。
曇りがちですが雨は降らなくてよかったです。きれいな民族衣装の女の子もたくさん見かけましたが、パフォーマンスとかは見ていません。

中はこんな感じ。国内のエリアによって分かれており、それぞれ微妙に飾り付け(ブースの屋根とか)が違います。

こんなの売ってたりします。歩き出しそう。竹(グアドゥア)なんですが。写真を撮っていたら「カケタの民芸品です」と、おばちゃんが名刺をくれました。商売につながらなくてすみません。でもうちにはこんなの置けない。

馬発見。大きくてかっこいいです。帰ってから見直したら写真のほとんどは馬でした。

品評会があるのでおめかししてもらっています。

できあがりはこんな感じ。最初、ダーツが刺さってるのかと思いました。

あとで黒い彼に再会(たぶん同じ馬だと思う)。何か賞をもらったようです。

馬を堪能したので昼食に行きました。ファーストフードでない食事がイベントの中にあるのはほぼ、このイベントだけです(食関係のイベントだとあるのかも)。いきなりチグイロの串刺しに遭遇。カピバラのことです。高いんですよ、これ。油っこくて固いので、個人的にはそれほど好きではありません。

今回は普通の昼食っぽいのが見つからず、こういうのを食べてみました。お好み焼きのように見えますが、下の台はプラタノ(調理用バナナ)を平たくつぶして揚げたもの。南国っぽい料理です。パタコンといいます。パタコンは青いプラタノを使い、甘くありません。けっこうおいしかったです。ただ、パタコンはたいてい固いので、プラスチックのナイフなんかでは切れません。結局、上に載ってる野菜炒めとかをいくらか食べて量を減らし、その後手で持ってピザのように食べることに。7500ペソでした(たぶん)。もちろん現地で食べればもっと安いはず。

音楽を演奏する人たちがあちこちにいました。彼らはちょっとポップなフォルクローレバンド。

今日買ったものはこんな感じです。今日のレートだと、1万ペソがだいたい600円です。
左の奥はアマゾナスの「パロ・デ・サングレ(血の木)」で作られたという菓子鉢みたいなもの。4万ペソ。
隣はうちわ。どこのブースだったか忘れました。パシフィコ(太平洋岸)かな? 7000ペソ。
手前は小さいバッグ。クンディナマルカなのでボゴタと同じ地方です。3万ペソ。
隣がカリのアレキペ。なぜかいつもアレキペを買う夫。5000ペソ。
その手前はポーチのようなもの。アマゾナスのブースで買いましたが、地域性はないと思います。5000ペソ。本体は単純な作りですが、刺繍はわりと手がこんでいるように思います。障害者の人たちのグループが作っているそうで、そのために安いのではないかと。
手前は冷蔵庫に付けるマグネット。ただ、コロンビアでこういうのを買うとくっつく力がイマイチで、メモをはさんだりするというよりも単に冷蔵庫を飾るためにあるのかという気も……。左の卵とエンパナーダは1000ペソ、右の鳥の巣は2000です。
右側の大きいのは今回いちばんの大物で、マクラメのショール。シルクだそうです。けっこう重いんですが、ちょっと晴れやかな場所に行くときにいいかなーと。98000ペソでした。

ところでアマゾナスの民芸品を見ていると、いろんなブースの人が「チャキーラもある」と言うのですが、チャキーラとは何なのか、夫にもわかりません。尋ねてみたらビーズのことでした。最近の言葉なんですかねー。
PR