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きまぐれコロンビア案内

コロンビア生活日記です

   
カテゴリー「イベント」の記事一覧

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フェリア・デ・ラス・コロニアス

例によってこんなイベントに行きました。全国物産展みたいなイベントです。去年もその記事書いたような気がすると思ったら、一昨年でした。これは毎年ではなく隔年のイベントのようで、アグロエキスポ(農業市)と交代みたいですね。

一昨年の記事を読み返すと「平日に行ったら学生がいっぱいいた」とこの前のブックフェアと同じことが書いてありましたが、今回は平日にもかかわらず学生はいなくて全体にすいてました。しかし週末はものすごい混雑でしょう。私たちがなぜいつも平日にイベントに行けるのか、仕事はないのかと思われそうですが、夫は大学教員で、今は夏休みなんです。というか、サバティカルとかでこの1年はずっと休んでたんですけど。

曇りがちですが雨は降らなくてよかったです。きれいな民族衣装の女の子もたくさん見かけましたが、パフォーマンスとかは見ていません。


中はこんな感じ。国内のエリアによって分かれており、それぞれ微妙に飾り付け(ブースの屋根とか)が違います。


こんなの売ってたりします。歩き出しそう。竹(グアドゥア)なんですが。写真を撮っていたら「カケタの民芸品です」と、おばちゃんが名刺をくれました。商売につながらなくてすみません。でもうちにはこんなの置けない。


馬発見。大きくてかっこいいです。帰ってから見直したら写真のほとんどは馬でした。


品評会があるのでおめかししてもらっています。


できあがりはこんな感じ。最初、ダーツが刺さってるのかと思いました。


あとで黒い彼に再会(たぶん同じ馬だと思う)。何か賞をもらったようです。


馬を堪能したので昼食に行きました。ファーストフードでない食事がイベントの中にあるのはほぼ、このイベントだけです(食関係のイベントだとあるのかも)。いきなりチグイロの串刺しに遭遇。カピバラのことです。高いんですよ、これ。油っこくて固いので、個人的にはそれほど好きではありません。


今回は普通の昼食っぽいのが見つからず、こういうのを食べてみました。お好み焼きのように見えますが、下の台はプラタノ(調理用バナナ)を平たくつぶして揚げたもの。南国っぽい料理です。パタコンといいます。パタコンは青いプラタノを使い、甘くありません。けっこうおいしかったです。ただ、パタコンはたいてい固いので、プラスチックのナイフなんかでは切れません。結局、上に載ってる野菜炒めとかをいくらか食べて量を減らし、その後手で持ってピザのように食べることに。7500ペソでした(たぶん)。もちろん現地で食べればもっと安いはず。


音楽を演奏する人たちがあちこちにいました。彼らはちょっとポップなフォルクローレバンド。


今日買ったものはこんな感じです。今日のレートだと、1万ペソがだいたい600円です。
左の奥はアマゾナスの「パロ・デ・サングレ(血の木)」で作られたという菓子鉢みたいなもの。4万ペソ。
隣はうちわ。どこのブースだったか忘れました。パシフィコ(太平洋岸)かな? 7000ペソ。
手前は小さいバッグ。クンディナマルカなのでボゴタと同じ地方です。3万ペソ。
隣がカリのアレキペ。なぜかいつもアレキペを買う夫。5000ペソ。
その手前はポーチのようなもの。アマゾナスのブースで買いましたが、地域性はないと思います。5000ペソ。本体は単純な作りですが、刺繍はわりと手がこんでいるように思います。障害者の人たちのグループが作っているそうで、そのために安いのではないかと。
手前は冷蔵庫に付けるマグネット。ただ、コロンビアでこういうのを買うとくっつく力がイマイチで、メモをはさんだりするというよりも単に冷蔵庫を飾るためにあるのかという気も……。左の卵とエンパナーダは1000ペソ、右の鳥の巣は2000です。
右側の大きいのは今回いちばんの大物で、マクラメのショール。シルクだそうです。けっこう重いんですが、ちょっと晴れやかな場所に行くときにいいかなーと。98000ペソでした。


ところでアマゾナスの民芸品を見ていると、いろんなブースの人が「チャキーラもある」と言うのですが、チャキーラとは何なのか、夫にもわかりません。尋ねてみたらビーズのことでした。最近の言葉なんですかねー。
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48万円のコンサート

メキシコのアレハンドロ・フェルナンデスという有名歌手のコンサートが水曜にボゴタで行われたのですが、不手際と悪天候にたたられ、とどめに音も悪くてさんざんだったという話が新聞に載っていました(ボゴタ郊外のレース場が会場だったらしいので屋外だったんでしょう)。

しかし何よりもびっくりしたのは、そのチケットの値段が83,000ペソから800万ペソと書かれていたことです。800万ペソといえば、今日のレートだと約48万円ですよ! ケタ間違ってるんじゃないのかと思ったんですが、記事の中で一貫してそう書かれていたので正しいのでしょう。「800万ペソの席の客が8万ペソの席に押しこまれた」とも書かれていたので、ダフ屋などを通したのではない正規の価格でそれなんだと思います。

やー、来週のミゲル・ボセ(スペイン人)のコンサートの高い席が20万ペソくらいで、コンサート高くなったなーと思っていたのに(行くわけではありませんが)。

ところで最近、妙にコンサート多いです。今月はほかに、マーク・アンソニーとアナ・ガブリエル、ホルヘ・セレドンという見る人から見れば非常に豪華な顔合わせのコンサートがあるらしいし、スペイン語圏の人じゃなくてもホワイト・ライオンとか。

そういえば今年の初め頃だったか、アイアン・メイデンも来ていたような。情報を積極的に集めているわけではないのでざっと見た感じの印象ですが、ボゴタのコンサートって、ベタベタのラテンポップスかメタル系が多く、例えば英語圏のポップスの人なんかは非常に少なく感じます。

個人的に一番驚いたのはオランダのメタルバンド、Within Temptationが来ていたこと。実は私は彼らのCDを持っているんですが、期待はしてなかったけど市内ではCDを売っている店がなくてドイツのアマゾンから取りよせたほどなのに、いったいボゴタで知名度はあるのか。コンサートにも興味はあったんですが面倒で行きませんでした。人は入ったのかなー。


ブックフェア2008

今年も Feria Internacional del Libro に行ってきました。この時期は雨が多いので、来年は8月に開催されるそうです。

木曜に行き、平日なのですいているだろうと思ったんですが、その日は学校から団体が来る日だったらしく場内はこんな感じに。いろんな学校の生徒がいました。トイレなんか行ったらどこかの高校に迷いこんだような雰囲気でした。


今年は日本・コロンビア修好100周年だそうで、日本が特別招待国でした。日本から図書館バスが供与されたそうです。


内部の写真を撮っていたら、説明の係のお兄さんにバスのお礼を言われてしまいましたが、いや私なにもしてませんから。でも、何年か前のブックフェアに近隣の学校からやってくる子供たちの話で、交通費と入場料と昼食代を払ったらとても本を買うお金が残らないという記事を新聞で読み、小さい町の子供たちが使える移動図書館があるといいなと思ったので、これはいいと思いました。本だけ並んでいるのかと思ったらエアコンとテレビも完備。


インターネットコーナーも。


パビリオンのほかのところには、ここは日本の本屋ですかみたいなコーナーもできていました。雑誌はだいたい数年前のもののようだったので、コロンビアを離れる駐在員や家族の人が残していったものでしょうか。これはもちろん展示のみで、持って帰ってはいけません。日本パビリオンの出口チェックは厳しかったです。


日本的な人形や工芸品の展示コーナーもあり、何かパフォーマンスをされるらしい場所もありました。そこに立っていたものですが、写真と俳句があんまり合っていないのもご愛敬?


一般書のパビリオンはさすがにすいています。というか、児童書のパビリオンもすいていました。子供たちはいったいどこに?


去年はガルシア・マルケスの『百年の孤独』新装版が目玉だったのですが、今年はそれほど目立つ出版物はありませんでした。たまたまなのか、やっぱりゲストが日本だからか、日本人作家の本をあちこちで見かけました。川端康成のスペイン語版とか、えらく読みにくい名前の作家がいると思ったら村上春樹だったり。

これは児童書のパビリオンで見つけたもの。光の量が足りなくてボケボケの写真ですが、これは五味太郎の『らくがき絵本』じゃないですか。日本語版はたぶんちょっとした説明があったと思うんですが、これは文字はいっさい排除されていました。手抜きとも言えますが、その方が自由でいいという考え方もあるかも。ほかに、きたむらさとしという絵本作家のコーナーもありました。


本筋と全然関係ありませんが、帰りに乗ったタクシーが踏み切り待ちをするという珍しい場面に遭遇。列車自体が1日に2~3本しか通らないからです。


今回は3冊の本を買いました。去年買ったのもまだ全然読んでないんですけどね…。


左上は El Caballo Criollo Colombiano(コロンビア固有の馬)(Gillermo de Narvaez)。ちょっと自費出版ぽい本ですが、コロンビアって馬産が盛んなわりに警察などの馬はアルゼンチン産だったり、国産の馬が冷遇されているようなのでコロンビア産の馬とはどういうものなのか気になっていたのです。

左下はたまには日本でも知られている有名作家の本を読もうと買ってみたマリオ・バルガス・リョサ(コロンビアではジョサと発音するのでペルーでもそうではないでしょうか)の Lituma en los Andes。表紙買いですが、ほのぼのではなさそうです。

右下は Gioconda Belli というニカラグアの女性作家の Waslala。「失われた文明を求めて」という副題(?)が前から気になっていたので買ってみました。

4冊写っていますが、右上の Alejandro Magno(アレキサンダー大王)は下の2冊を買った Planeta という出版社のブースで「2冊買ったら1割引の上本を1冊おまけ」となっていたおまけの1冊です。元はフランス語のスペイン語訳。

左はその Planeta でもらったチラシです。

しかしブックフェアのみならず、ときどき普通の本屋でも本を衝動買いしているのですが全然読めていません。いつ読めるのか……。

家庭用品見本市

家庭用品というか、Feria de Hogarという名前のイベントなので、家具とか内装材料とかも含まれます。一般向けイベント。

こういうイベントはだいたいColferiasという会場で行われますが、うちは子供がいないこともあり、娯楽イベントといえばよくここに行きます。年に2~3回は行くかも。今年はブックフェア、農業市と既に3回目。

今回は娯楽だけでなく、家具を見るという目的もありました。私がデスクトップPCを買うので、PC用デスクがもう1台いるのです。ホームセンターに行けばベニヤを組み立てたようなPCデスクがいくつも売られてますが、もうちょっと家具っぽいのがほしいなと。

結局、家具自体の展示はそれほど多くなく、思ったようなのは1軒しかなかったのですが、そこそこ情報は収集できました。でも結局夫は、知っている家具業者に頼んでオーダーで作ってもらおうかなどと言ってます。それほど高くならないならその方が確かにいいのですが。まだその業者に聞いていないのでいくらぐらいかはわかりません。

ほかに、台所用品のコーナーとか、電化製品とか、食品とか、いろいろありました。ボゴタは大型スーパーでも店によって品揃えが違ったり、かと思うとどこを探してもない品物があったり、そもそも情報が充実していないので特定のものをどこで探せばいいのかよくわからなかったりとかなりカオスな面があるので、こういう風に何かを1カ所でまとめて見られる機会は重宝です。

私たちは平日に行きましたが、週末はかなり混みそう。

食品コーナーにはレストランも出ていました。私たちは食事はそこではしませんでしたが、私はエンパナーダを1つ食べました。エンパナーダを出す店はいくつかありましたが、形の揃ったバナナっぽいものは皮が厚そうな予感がするので、小さ目の店を。これはけっこう当たりでした。じゃがいもと牛肉なのでコロッケっぽいエンパナーダですが、中がカレー味。カレーコロッケ。

そういえば近所の知り合いの店もよくカレー粉を使い、エンパナーダもカレー味でした。彼女のところでしかカレー味って食べない気がしたのでオリジナルかと思ったのですが、ひょっとして彼女の出身地であるコスタ(太平洋岸)ではカレーをよく使うのかも。今回エンパナーダを買った店も黒人の店員さんが多かったので(知り合いの女性も黒人)コスタ系の店だったのかもしれません。

前にも書いたかもしれませんが、デジカメが壊れたので写真はありません。

ボゴタにパトリス・ルコント

夫は最近、アリアンサ・フランセサというところでフランス語を習っているのですが、「今日は映画を見に行くから帰りが遅くなるね」という電話がありました。

そういえばボゴタではときどき(毎年?)フランス映画祭を開催しているのですが、当然というか、アリアンサ・フランセサが一枚かんでいるようで(どういう団体なのかよく知りませんが、日本にある日仏協会とかそんな感じでしょうか)、そのオープニングセレモニーが見られたようです。

映画はパトリス・ルコント監督の最新作で、監督の舞台挨拶もあったとか。

おお、すごい!と思ったんですが、よく考えると私はこの人の名前を知っているだけで、映画を見たことはありませんでした。でもすごいですよね。

最初、監督がフランス語で話し、フランス大使館関係者の人が通訳したのですが、その人のスペイン語があまりうまくなくて、結局は監督が自分でスペイン語をしゃべったそうです。監督本人のスペイン語の方がうまかったとか。

翌日7日にはアリアンサ・フランセサでも監督のお話があったようなのですが、間が悪いことに夫は体調を崩して休んだのでそれを聞くことはできませんでした。

フランス映画祭は他の都市でも行われているようで、監督はこの後順番に各地で話をするようです。

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99年からボゴタ在住。
家族は現地人の夫と犬2匹。

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