日本語で書かれた洋食の基本、みたいな本を持っていると便利なのですが、やっぱりというか、どれにもカレーの作り方が書かれています(3冊ある。1冊はもらいもの)。
それぞれ微妙に違いますが、中でもよく使うのは圧力鍋料理の本に書かれているカレー。
カレーっぽさを出すために使われているのはカレー粉、シナモン、クローブ、ローリエ、カルダモン、それとマンゴーチャツネです。
えっ、シナモン?と最初見たとき思ったんですが、これが意外と、カレーっぽい味になるのです。
これまで買うのが面倒でマンゴーチャツネを使ってなかったんですが、思いきって買ってみました(やや高い。250g の瓶詰めで 7500 ペソ(440 円)くらい)。
これを使うとさらにカレーっぽくなりました。ところでこのマンゴーチャツネはコロンビア製です。でもあまりメジャーのように見えないし、輸出用なんでしょうか。
これでレシピが完全に再現されたかというと、実はカルダモンが見つからなくて使っていません。あるはずなんですが。
最近、例の Juan Valdez のコーヒーショップに tinto cardamomo というメニューができ、夫が絶賛していたのです(カルダモンはスペイン語でカルダモモというらしい。ちょっと可愛い。tinto はブラックコーヒーのこと)。飲んでみたところ、個人的には普通のティントの方がいいなと思いましたが、これは好みの問題。
レシピにはさらに、「あれば仕上げにガラム・マサラを」などと書かれていましたが、ガラム・マサラはさすがに無理かも……。インド系の専門食材の店があればあるのかもしれませんが。
PR
COMMENT
無題
チャイ、というインド紅茶が好きなのですが
数年前に初めて知ったのが「チャイはシナモンティーと同じもの」という衝撃の事実でした。お茶にもスパイスを使う訳ですね。ティント・カルダモモ、家で作れるなぁ・・・。(でもきっとファン・バルデスでも徒花的なメニューなんでしょうね。)
無題
チャイというのは紅茶を牛乳で煮だすという入れ方をしたもののことかと思っていたんですが、そういえばシナモンも入ってますね。
コーヒーの場合、カプチーノにシナモンパウダーがかかっていたような気が。Juan Valdez のスパイスコーヒーは3種類くらいメニューに書かれていたので、意外と定着するかもしれません。
無題
「シナモンミルクティー=チャイ」な訳ですね。
インドが旧イギリス植民地なのでシナモンの使い方がイギリスに渡って行くのは当たり前と言えば当たり前なのですが。
無題
無題
実物を見たことがないんですが、生っぽいものなんですか~。
近所のカルフールでは売ってないんですよね。