今年の初めの話なのですが、夫の友人たちと車を連ねてドライブに行きました。とりあえずの目的地は友人のお父さんの農場。
青空を見ながら走ります。これはボゴタから少し北東に行ったシズガのダムの近く。

農場というのはまあいわゆる別荘です。全体の規模がよくわかりませんでしたが、ざっと見たところではあまり大きな農地のあるところではなく、果樹園ぽい感じでした。
トマテ・デ・アルボル(木のトマト)というのがよくジュースにありますが、その木を初めて見ました。ちょっとわかりにくい写真ですが、バナナの木のような葉っぱではなくて、もっと小さい葉っぱの付いた野菜っぽい木です。

コーヒーも作っているそうです。ここはボゴタよりも少し気温が高い場所なのです。これはコーヒーの皮をむく機械。

ここで事件発生。よその犬も平気でこの家の敷地をうろうろしているという場所なのでうちの犬2匹も放し飼いにしておいたんですが、同じく放し飼いのニワトリ数羽が向かいの農地から道に出てきたところをうちの元野良が狩ってしまったのです……。その時点ではうちの犬はよその農地に入ったりしていなかったんですが、野生の血が騒いだために逃げるニワトリを追って向かいの敷地内へ。夫が追いかけましたが、夫が止めた時にはニワトリは半死半生だったようです……。
友人宅の敷地をうろうろしていた犬は向かいの犬だったようで、「お、うちのニワトリに危機?」と思った番犬(なのか?)が駆け付けた時は既に夫が止めた後でした。私たちに何か言える筋合いではありませんが、きみたちも真面目に仕事したまえ。
夫が向かいの家のおじさんに話をしに行きましたが、おじさんは雇い人であったらしく、農場の持ち主がいないと何も決められないとのこと。仕方がないので友人のお父さんにお金を預けておきました。その後どうなったかはわかりません。
気を取り直して昼食に出かけることに(といっても夫と向かいのおじさん以外の見物人はみんな楽しんでいましたが……。『昼はガジーナ(地鶏)だ』と言ってる人もいたような)。何を食べたいか希望を聞かれ、「アサード(焼肉)か魚料理か」と言われたので魚を希望してみました。そこで県境を越えたボヤカのソモンドコという小さな町へ。これがレストラン。町は小さいんですが、レストランは有名なところらしく、わりと大きかったです。池でモハラ(タイの一種?)を養殖しているよう。モハラって海の魚じゃなかったんだ……。

しかし強烈に待ちました。席はすぐあったんですが、年始で人がいないのか、注文が出てくるまで1時間以上。ふだんはこれほど待たないらしい。
暇なので養殖池を見て回ったり、魚をさばいている料理人の写真を撮ったりしてました。「写真撮っていいですか」と聞いてから撮ったのでおじさん、ややカメラ目線。

出てきた料理がモハラの蒸し焼き。プラタノの皮に包まれている模様。

味は確かに悪くなかったんですが、感動するほどおいしいわけでもなかったかな……。夫は感動していましたが。そもそもいつも思うんですが、モハラって1匹食べるには多いと思うんですよ。しかもあとからよく考えると、私はもともと白身の魚って好きじゃないんですよね。なぜ魚が食べたいなんて言ったんだろう……。
また農場に戻り、ボゴタへの道のラッシュを避けるため、暗くなるまでひと休み。こんな場所の夕暮れを見ることはふだんないのでぜいたくな気分です。

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COMMENT
無題
これが現在のチボール鉱山につながっていく。
無題
今回は本当に食事をしただけで町の中もろくに見なかったので、次に機会があったらよく見てみたいと思います。