クリスマスが近づくといろんなことで買い物シーズンです。特にコロンビアはクリスマス前に家の改装をする人が多く、ホームセンターなどに行くと大混雑。
と、混むとわかっているのにうちも用があってホームセンターに行きました。ホームセンターは店のカテゴリではなく店名です。
普通の年なら12月は乾季のはずなのに、どうも最近天気がすっきりしません。朝晴れていても午後は雨になります。ということはちょっと大きな買い物をしようと思ったら午前中が勝負(と思ったんですが、後から考えると店の配達サービスを頼めばよいのです)。
家を出たのが既に12時頃だったので、レジを済ませたら空が暗くなってて焦りました。2時半頃です。幸い土砂降りにはならず、タクシーで帰りましたがほとんど濡れずに助かりました。
しかし店のタクシーサービスがなっておらず、小雨が降り始めた中を表の通りでタクシーを拾わざるを得ませんでした。そういう人たちが何人かいましたが、タクシーを待ちながら見るともなく見ていたら、台車で椅子を何脚かと何か平べったいものを運んでいた人たちが何かの拍子にその平べったいものを落としてしまい、歩道の上に破片が。
どうやらガラスのテーブルと椅子セットだったようです。ふと見たら、台車のそばにいるおじさんに見覚えが。まだ私が2階で店のカートと一緒にいたときに「ネセシタ・トランスポルテ?(交通手段が必要ですか)」と聞いてきた人じゃないですか。そのときはまだ店を出る段階ではなかったので断ったのですが、断って正解だったかも…。私たちの荷物には壊れものはほとんどありませんでしたが。
彼はタクシーの運転手ではなく、もう少し大きめのバンみたいな車を運転する人だったようです。営業用のナンバーを付けた車だったのでいわゆる白タクではないですが(といってもコロンビアのナンバーは営業車が白い)、どういう種類の人なのかよくわかりません。
しかしテーブルを落とされたお客さんとおぼしき人は若い男性でしたが、呆然としてます。しばらく後でまたちょっと見たらまだまだ呆然としてて、その運転手らしいおじさんも横で呆然としてました。いやー、呆然としてる場合ではないのでは。実際どっちが悪いのかよくわかりませんが、車が歩行者に当たったらすかさず運転手が歩行者を責めると言われるコロンビアらしからぬ光景でした。どうなったのかなー、あのテーブル。
ところで雨が降りそうになると焦るのは、濡れたら困るからばかりではありません。ひどい雨が降ったら間違いなくあちこちで大渋滞が起きるからです。金曜日はねんがんのデジカメを買いにセントロに行ったんですが、こちらは昼時にけっこうな大雨になりました。一番ひどい時間帯は食堂で昼を食べていたんですが、出てきたらセントロの狭い坂道があちこち川に。そしてあっちでもこっちでも車の列が止まってます。
この前の雹のときに「交通が混乱したのではないか」という質問をいただいたのですが、正直言ってこの程度の雨でも交通は混乱するので、いわば交通の混乱は日常茶飯事。この季節、毎日のようにこうだと実際困ると思うんですが。
ところでデジカメを買ったものの、今日はネタがないので写真はありません。たいていの店の中はセキュリティ上の理由から撮影禁止なのです。
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