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きまぐれコロンビア案内

コロンビア生活日記です

   

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チャピネロのアヒアコ

アヒアコは、ガイドブックなどによく「コロンビアの名物料理」と書かれているスープです。鶏肉とトウモロコシ、じゃがいもを主な材料とし、何種類かのハーブが加えられます。生クリームをかけて食べたりします。あんまり特徴のある味ではないので、コロンビアに来て最初の頃は特に印象がなかったんですが、最近はけっこうおいしいと思えてきました。もちろん、作る人がうまくないとダメですが。

セントロにはけっこう有名らしいアヒアコの店があります。新聞で紹介されていたので行ってみましたが、確かにおいしい。しかし9,000ペソとやや高め。

最近、チャピネロ(Cra.13とCalle 60周辺)でそれに似たアヒアコを出す店を見つけました。実際、鶏肉が裂いて入っている点(たぶん胸肉。従来は骨付きの脚が入っているのが多い)、オリーブが入っている点などがすごく似ています。セントロの店の弟子なのか、テクニックを盗んだのか、この店のアヒアコは「サンタンデリアノ」と書いてあるのでサンタンデールのアヒアコはこのスタイルなのか、その辺は不明です。

ここがアヒアコを出すのは日曜のみ。6,500ペソです。しかし無名の店です。文字通り。店の前を見ても店名らしきものがありません。印刷されたメニューもありません。夫に言わせると店の名前は「HOY」だとのこと。なぜなら入口のガラスに「HOY」と書かれているからです。でもその下にいつもその日のメニューが書かれたホワイトボードが掛けられているところを見ると、そのHOYは「今日」という意味のHOYなのではないかという気がしてならないのですが。

場所はCra.13とCalle 63の角のカテドラルの近くです。カテドラルの北側に何軒かレストランの並ぶブロックがありますが、その東の端から3軒目くらい。
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車の展示会

車には興味ないんですが、夫に連れられて出かけました。モーターショーというヤツでしょうか。よくわかりませんが。

日本のメーカーもバリバリ出品しています。


コロンビアには自動車メーカーがありません。ただし、外国企業の工場がいくつかあり、国内の工場で組み立てられたものは国産車と見なされます。シボレー(コロンビアでは律義に「チェブロレット」と発音される)やマツダの一部の車種がそれに当たります。


この車がきれいだなーと思って見たんですが、後部にドアがあるようなのに取っ手がありません。「ドアないの?」と思っていたら窓の横に取っ手がありました。この車のマークは以前に見たことがありますが、あまり見かけないので中国の車かと思っていました。SEAT ってスペインのメーカーだったんですね。けっこうお高い車でした。ぶっちゃけ、うちのアパートより高いです。


その向こうにヴェスパのコーナー。可愛いですがぜいたく品ぽい雰囲気。


ひっそりとこんな車が注目を集めていました。バス?

中はこんな。

キャンピングカー? トレーラーハウス? と思ったんですが、正解はレンタカーでした。運転手も込みで貸すらしいので貸し切りバスということになるのでしょうか。広いですが、ベッドはダブル1つにシングル2つ。ソファとかもあるし、寝袋を持ち込めば10人くらいは余裕で寝られるかも。キッチンがガスだったのが驚きです。1週間600万ペソくらいらしいです(30万円くらい)。


それ以外に見て楽しいのはクラシックカーのコーナー。

可愛い。


ラテングラミー

今年もラテングラミーの季節がやってきました。3回目以降ずっと見てたんですが、去年は見ていません。気付いたら終わってました。

ラテングラミーは賞の行方とかはわりとどうでもいい感じなのですが、パフォーマンスがけっこう楽しいです。賞自体は出来レースっぽいというか、たいていパフォーマンスをする人が取るし、しかも同じ人に集中しやすいです。今年はフアネスがほとんど持っていきました。まあ、フアネスはノミネートされている年はだいたいほとんど持っていきます。

ライフアチーブメントみたいなのをもらったグロリア・エステファンのパフォーマンスは、カルロス・サンタナやホセ・フェリシアーノも加わって豪華でした。

コロンビア人はオープニングのフアネス、あと途中でフォンセカと、バジェナトのホルヘ・セレドンが歌ってました。ホルヘ・セレドンのときはコロンビアの民族衣装を着た男性たちが踊っていて(女性ももちろんいたんですが、女性の衣装はよく見かけるのとは違ったような……?)、こんなところでこんな服の人たちを見るなんて~、と思ったんですが、実際、コロンビアの民族的音楽がラテングラミーで披露されるのは初めてだそうです。これまでにカルロス・ビベスとか出てますが、彼らは民族音楽のうちに入らないんですね。

解説とか受賞の言葉とか聞くのは面倒なのでビデオにとってあらかた早回しで見たんですが、けっこう楽しめました。

フアン・バルデスの携帯ポット

夫が職場にコーヒーを持っていきたいというので携帯用のポットを捜していたんですが、結局フアン・バルデスで買いました。


350ml 入りなので、普通のティーカップなら2杯分くらいのサイズ。保温ができるステンレス製です。保温できるといっても数時間後にはけっこう冷めているんじゃないかと思いますが(自分が飲んでいないので未確認)、夫は満足しているのでいいです。29,000ペソでした。

ところでフアン・バルデスのコーヒーって、スーパーで見ると340g入りしかなく、500gはないのかなーと思っていたのですが、直営店の店頭だと500gの豆をその場で挽いてもらえるんですね。初めて知りました。500gの粉を店頭に並べておくと鮮度が落ちるからスーパーには置いてないのか、私が見た時たまたまなかっただけなのかはわかりませんが、基本的に値段は変わらないはずなので直営店があればそこで挽いてもらった方が気分的にお得かも。オーガニックとかではない普通の豆なら500g15,000ペソです。

ボゴタでドラマの撮影

もちろん、ボゴタでドラマの撮影が行われること自体は珍しくありません。でもこれはテレノベラとかではなく、アメリカで放送されるドラマの話。しかも舞台は南米ですらなく、ロサンゼルスです。

要するに撮影のコスト削減のためにボゴタに来たらしいのですが、ひょっとしてボゴタが次なるバンクーバーに?

ドラマのタイトルは Mental で、ロサンゼルスの精神分析医の話らしいです。制作は FOX Telecolombia だとか。ここはこれまでにも FOX で放送している Tiempo Final というドラマも作っているそうです。1話だけ見たけど、コロンビアが絡んでいたとは知りませんでした。

そういえばカナダドルが高騰したのでバンクーバーでのドラマ製作が苦しくなってきたという話を見かけたような気がします。コスト以外でのドラマ撮影における利点といえば、ボゴタの気候が安定していることでしょうか。バンクーバーで撮影しているドラマの裏話とかで、「野外ロケが寒くて死にそうだった」という話をよく見ますが、この点が解消されますし。

街並みなんかを撮るとアメリカじゃないってバレバレですが、その辺はセットなりカット挿入とかでごまかせば、それこそ森とかはわりと使えるんじゃないでしょうか。というか、実際市外でのロケは行われたようです。ボゴタ近辺の植生は熱帯じゃないですしね(アメリカのドラマを見ていると「ボゴタ郊外のジャングルで……」みたいな台詞が普通に出てくるんですよね……)。

しかし今回ちらっと新聞に載っていた記事によると市街地ロケも行われたようです。ただしその市街はロサンゼルスではなくイラク。ロケ地は Calle 22 の 32~34 あたりとか。市の中心部がイラクの戦場として違和感なく使える首都というのもちょっと微妙か(国軍も協力したらしい……)。

新聞の写真ではその「イラク」の向こうにモンセラーテの山がちょっと写っています。実際にドラマになったらそういうのは映っていないかもしれませんが、ドラマの編集って意外と適当だったりするので残っているかも。楽しみだなー。

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99年からボゴタ在住。
家族は現地人の夫と犬2匹。

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