アヒアコは、ガイドブックなどによく「コロンビアの名物料理」と書かれているスープです。鶏肉とトウモロコシ、じゃがいもを主な材料とし、何種類かのハーブが加えられます。生クリームをかけて食べたりします。あんまり特徴のある味ではないので、コロンビアに来て最初の頃は特に印象がなかったんですが、最近はけっこうおいしいと思えてきました。もちろん、作る人がうまくないとダメですが。
セントロにはけっこう有名らしいアヒアコの店があります。新聞で紹介されていたので行ってみましたが、確かにおいしい。しかし9,000ペソとやや高め。
最近、チャピネロ(Cra.13とCalle 60周辺)でそれに似たアヒアコを出す店を見つけました。実際、鶏肉が裂いて入っている点(たぶん胸肉。従来は骨付きの脚が入っているのが多い)、オリーブが入っている点などがすごく似ています。セントロの店の弟子なのか、テクニックを盗んだのか、この店のアヒアコは「サンタンデリアノ」と書いてあるのでサンタンデールのアヒアコはこのスタイルなのか、その辺は不明です。
ここがアヒアコを出すのは日曜のみ。6,500ペソです。しかし無名の店です。文字通り。店の前を見ても店名らしきものがありません。印刷されたメニューもありません。夫に言わせると店の名前は「HOY」だとのこと。なぜなら入口のガラスに「HOY」と書かれているからです。でもその下にいつもその日のメニューが書かれたホワイトボードが掛けられているところを見ると、そのHOYは「今日」という意味のHOYなのではないかという気がしてならないのですが。
場所はCra.13とCalle 63の角のカテドラルの近くです。カテドラルの北側に何軒かレストランの並ぶブロックがありますが、その東の端から3軒目くらい。
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