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きまぐれコロンビア案内

コロンビア生活日記です

   

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物価安定?

数カ月前まで5,000ペソ代だったような気がする米(3kg)が、ある日突然7,500ペソとかになっていてびっくりしました。その後も徐々に値上がりを続け、ついに1万ペソ近くに。

このままいったらどうなってしまうのか、と心配していたんですが、今日買い物に行ったら6,450ペソにまた下がっていました。安心しましたが、短期間での上下幅の大きさには驚きました。

卵や乳製品ももう少し下がってほしいんですが、これは一気に値上がったわけではないので無理かもしれません。

まったく関係ありませんが、肉屋に行ったら手作りのポスターが貼られていました。迷い犬かな?と思って見てみたら、「迷いぬいぐるみ」のお知らせ。当人にとっては大変なことだと思うんですが、「子供にとってはとても大事な物なんです」という説明書きにほのぼのしてしまいました。
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偽札の見分け方

コロンビアには1000、2000、5000、1万、2万、5万の6種類の紙幣があります。1000ペソが約53円、5万ペソでも2660円程度ですが、だいたい5000ペソ以上の紙幣は偽札を警戒してものすごいハイテク仕様になっています。

角度を変えると色が変わって見えるマークとか。何か特殊な光を当てるとなんとか、というのもあるらしい。紙幣を作るのに原価割れするんじゃないかと思うほど。

1000ペソ札なんかはわりと印刷してあるだけっぽいですが、これも見分ける方法があります。1000ペソ札そのものが、一度は硬貨になっていたもののあまりの偽造硬貨の多さに紙幣に戻されたといういわくつき。

これは夫に聞いたのですが、紙幣の左右を両手の親指と人指し指ではさみ、力を入れて引っ張って、ぎりぎりのところで片手を離したとき、破れてしまうのが偽札とのこと(適当なところで片手を離さないともちろん破れます)。

そういえば個人商店でときどき、「偽札は破れます」という貼り紙があり、どういう意味かと思っていたらそういう意味だったんですね。

ところで今日、夫が近所の知り合いの食堂に食事に行ったところ、5万ペソで支払おうとする人がいて、店主である知り合いの女性が本物かどうか見極めかねて困っていたそうです。最高額の紙幣には偽札が多いのは当然で、高額紙幣を出したらしげしげ調べられるのはあたりまえのこと、失礼でも何でもありません。

そこで夫がいつものように、「こうやって破れたら偽札なんだよ」と、ぱんっと引っ張ったら……見事に破れてしまったそうです。悪いことしてないとはいえ、偽札を使おうとした人に逆恨みされてなければいいんですけど。

台所の謎の物体

これを見て、何に使うものかぱっとわかる日本人は多くないと思います。


これは牛乳立てです。

……立て?

そうです。ビニール袋に入っている牛乳を買ってきて……


こういうふうに立てるのです。


そもそも牛乳がビニールに入って売られているというのが、コロンビアに住み始めた当初はカルチャーショックでした。もう慣れましたが、最近はうちでは主に箱入りを買うのであまり使っていません。しかし食品の値上がりが激しいので、やや経済的なビニール入りに替えようかと思っています。でも牛乳立ては少し使い勝手がよくないので、プラスチックの水差しみたいなのに入れて使おうかと思っています。

こんなの。もともとはジュースを入れて使われることが多い容器です。

KIYA

元はといえば、夫が歩きながら「Close your eyes, you beautiful woman ~、ていう歌知ってる?」と尋ねてきたことが発端です。余談ですが夫は歌がうまいとはいえず、鼻歌を歌うと元の歌からかけ離れていることがしばしばで、こういう訊き方をされるとオリジナルを突き止めることは困難。それだけでなく、私は最近の英語の歌をほとんど知りません。ラジオから流れるポップスを聴いて夫の甥が「これ、アリシア・キースだよね」などと言っても「そうなの?」とか言っちゃって全然ついていけてない。80's ならだいたいわかるんですけども。

知らないと言ったので夫はお節介にも「今度聞かせてあげるよ」などと言ってましたが、別に特に聞きたいとは思わず、さらに外を歩いている途中だったのでそのことはすぐに忘れました。それが土曜日のこと。

まさか月曜の朝にその曲で起こされることになろうとは。耳もとにラジオ持ってきてくれなくていいよ。ただ、歌詞が Close your eyes stars are shining と(……)your beautiful body で、夫の話と若干食いちがうことは把握しました。

起きてからその相違点を指摘すると、夫は歌手の名前と歌詞が知りたいとのこと。

ネットで歌詞を拾うことの是非はともかくとして、とりあえず既にこれだけわかっていればすぐに歌詞がわかるだろうと思ったんですがそれには予想外に苦労し、やっと、これがバランキージャ出身のバンドの曲だということがわかりました。コロンビア人かよ! 道理でこの歌詞の曲を歌っている人を知りたいという質問がスペイン語だったはずです。さらに、元はスペイン語曲の英語バージョンでした。なので結局、英語歌詞は見つかりませんでした。

バンド名は KIYA。帰ってきた夫にそれを見せたら、「キージャか」と言ってました。なるほど! それには気付かなかった。

リンクはしないでおきますが、Youtube でビデオを見ることができます(公式サイトなどは見つからず)。曲のタイトルは Estrella で、英語版は STARS。

個人的にはそれほど好きなタイプのバンドではありません。嫌いでもないけど、まあどうでもいい感じ。もっとベタな感じの方がいいなー。Reik とか。これはメキシコのグループですが。しかし Youtube でついでに目に入った Reik のビデオにいわゆる MAD みたいなもの(適当な画像に音楽を合わせて動画ファイルにしたもの)があふれていることに驚きました。どれがオリジナルのビデオなのか判別するのも難しい状態。いや、さすがに「らんま1/2」が違うってのはわかりましたが。日本製(?)エロゲみたいな絵も多い。女の子が作ってるんじゃないのかな。

下町の昼下がり

土曜日のことですが、夫が町内会に出ていて昼が遅くなりました。町内会というか、うちはアパートがいくつか集まった集合住宅、いわゆる conjuntos なので、その住人の組合のようなものがあるのです。夫はその役員のひとりなんですが、このミーティングが頻繁にあり、しかも長い。短いときは2時間くらいで帰ってくることもありますが、長いときは7時間とか8時間とか。いったい何をやってるのか?

土曜は「昼までに終わる」とか言ってたのにそれは夫の想像だったらしく、帰ってきたのは2時半頃。始まったのは9時だったかな。それから昼食に出かけたら、いつもの食堂が閉まってました。いつもは3時すぎても開いてるので、休業だったのかも。

しょうがないのでパン・デ・ボノ屋さんに行くことにしました。ここはパン・デ・ボノ(チーズの入ったパン)とかエンパナーダとか、ほんとに軽食を売ってる小さな店です。

「そこも閉まってたらどうするー?」などと言ってたら、ほんとに閉まってました。で、夫と笑っていたら、「この店に用事ですか?」と女の人が話しかけてきました。

「パン・デ・ボノ食べに来たんだけど」と夫が言ったら、なんと、彼女が鍵を開けてくれました。隣の宝くじ屋の人だったようです。てことはパン・デ・ボノ屋の人は昼休みか何かに出かけているようです。

宝くじ屋さんが「何がいいですか~?」とか聞いてくれていると、もうひとりの助っ人がどこからともなく登場し(やはり女性)、手慣れた感じで冷蔵庫からアベナ(麦の飲みもの)を出して注いでくれたり、パン・デ・ボノを取ってくれたりしました。

彼女は給仕のあとすぐに出て行き、そこで適当に私たちが飲食しているあいだ、店の前で宝くじ屋さんが私たちと自分の店の両方を見張ってました。

見張ってても、店の中にいるのは私たちだけ。給仕の人がいなくなったので、次のパン・デ・ボノは自分で取らせていただきました。

勘定も宝くじ屋さんがしてくれましたが、自己申告中に「エンパナーダ2つ?」とか訊かれました。違うの、エンパナーダは1個しか食べてないんだよ~。もう1個はパン・デ・ユカなんだよ。

まあ、あとで本来の店員だか店主だかが帰ってきたらわかると思いますけどね。

個人商店でも鉄格子がはまっている店が少なくないボゴタでこののどかさは、夫ともどもちょっと意表を突かれました。

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99年からボゴタ在住。
家族は現地人の夫と犬2匹。

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