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きまぐれコロンビア案内

コロンビア生活日記です

   

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マンゴーチャツネ

日本語で書かれた洋食の基本、みたいな本を持っていると便利なのですが、やっぱりというか、どれにもカレーの作り方が書かれています(3冊ある。1冊はもらいもの)。

それぞれ微妙に違いますが、中でもよく使うのは圧力鍋料理の本に書かれているカレー。

カレーっぽさを出すために使われているのはカレー粉、シナモン、クローブ、ローリエ、カルダモン、それとマンゴーチャツネです。

えっ、シナモン?と最初見たとき思ったんですが、これが意外と、カレーっぽい味になるのです。

これまで買うのが面倒でマンゴーチャツネを使ってなかったんですが、思いきって買ってみました(やや高い。250g の瓶詰めで 7500 ペソ(440 円)くらい)。

これを使うとさらにカレーっぽくなりました。ところでこのマンゴーチャツネはコロンビア製です。でもあまりメジャーのように見えないし、輸出用なんでしょうか。

これでレシピが完全に再現されたかというと、実はカルダモンが見つからなくて使っていません。あるはずなんですが。

最近、例の Juan Valdez のコーヒーショップに tinto cardamomo というメニューができ、夫が絶賛していたのです(カルダモンはスペイン語でカルダモモというらしい。ちょっと可愛い。tinto はブラックコーヒーのこと)。飲んでみたところ、個人的には普通のティントの方がいいなと思いましたが、これは好みの問題。

レシピにはさらに、「あれば仕上げにガラム・マサラを」などと書かれていましたが、ガラム・マサラはさすがに無理かも……。インド系の専門食材の店があればあるのかもしれませんが。
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窓ガラスの修理

週末、隣の家(うちはアパートなんですが)に人が集まっていたらしく、ものすごい大音量で音楽がかかっていました。しかしこの程度ではカルチャーショックではありません。もう慣れました。

慣れたけどうるさい。バジェナトは別に好きでも嫌いでもないんですが、聞きたくもないのに集中して聞かされているとだんだん嫌いになってきました。コロンビアの家庭における大音量の音楽は本当に大音量で、誇張なしに日本の選挙演説カーくらいのボリュームはあります。

夜の11時を過ぎても全然音が小さくならないので、人が集まっているとおぼしき部屋に隣接した部屋で犬を遊ばせたりしましたが、そのくらいは許されるんではないかと思います(うちの犬は以前災害救助犬の訓練をしており、おもちゃを見ると吠えるようにしつけられています。ラブラドールは普段あまり吠えませんが、吠えるとかなりの声量です)。

それが効いたのか、もともとあまり遅くまで騒ぐつもりはなかったのか、だいたい0時すぎには静かになりました(子供もいたようだし)。助かった。何週間か前には上の部屋が3時頃まで騒いでましたからね。

その後片付けなどをしているようでしたが、一度若干大きめの音がしました。何か落ちたような。

気にせず寝ましたが、翌日、隣家の窓ガラスが割れているのを発見。人のうちのことだし関係ないといえば関係ないんですが、うちのアパートは少し変わった作りになっていて、部屋が少しずつずれた状態で隣接しているため、ガラスのかけらがうちの通路に落ちていました。

犬が踏んだら困るのでかけらはできるだけ拾って捨てましたが、ボゴタの家の1階には必ず付いている鉄格子と窓の間にまだ割れたガラスが放置されています。ここはうちの2階の人も通るし(この前はうるさかったのですがそれは例外で、基本的にはふだん年輩女性と孫娘がいるだけの静かなうちです)、子供とかが触ったり、落ちたりしたら危ないなぁと思ったんですが、さすがに格子の内側に手を入れるのははばかられました。

いつまで経ってもそれが片付けられる様子がないのでどうするのかと思っていたら、火曜日(月曜はコロンビアも祝日でした)、業者が来て窓を付け替えていました。午後には何事もなかったかのように新品の窓が。

それはいいんですが……。いや、確かにこちらの人にとってDIYをするよりも業者を呼んで何かをするのが普通だということはわかっているのです(人件費が安いことも関係していると思われる)。でもガラスが割れた状態で通り道にあったわけじゃないですか……。そりゃ、その家の人はそこを通らないんだけどさ。

これは文化の違いなのか? あるいはお隣さんが非常識なのでしょうか。

48万円のコンサート

メキシコのアレハンドロ・フェルナンデスという有名歌手のコンサートが水曜にボゴタで行われたのですが、不手際と悪天候にたたられ、とどめに音も悪くてさんざんだったという話が新聞に載っていました(ボゴタ郊外のレース場が会場だったらしいので屋外だったんでしょう)。

しかし何よりもびっくりしたのは、そのチケットの値段が83,000ペソから800万ペソと書かれていたことです。800万ペソといえば、今日のレートだと約48万円ですよ! ケタ間違ってるんじゃないのかと思ったんですが、記事の中で一貫してそう書かれていたので正しいのでしょう。「800万ペソの席の客が8万ペソの席に押しこまれた」とも書かれていたので、ダフ屋などを通したのではない正規の価格でそれなんだと思います。

やー、来週のミゲル・ボセ(スペイン人)のコンサートの高い席が20万ペソくらいで、コンサート高くなったなーと思っていたのに(行くわけではありませんが)。

ところで最近、妙にコンサート多いです。今月はほかに、マーク・アンソニーとアナ・ガブリエル、ホルヘ・セレドンという見る人から見れば非常に豪華な顔合わせのコンサートがあるらしいし、スペイン語圏の人じゃなくてもホワイト・ライオンとか。

そういえば今年の初め頃だったか、アイアン・メイデンも来ていたような。情報を積極的に集めているわけではないのでざっと見た感じの印象ですが、ボゴタのコンサートって、ベタベタのラテンポップスかメタル系が多く、例えば英語圏のポップスの人なんかは非常に少なく感じます。

個人的に一番驚いたのはオランダのメタルバンド、Within Temptationが来ていたこと。実は私は彼らのCDを持っているんですが、期待はしてなかったけど市内ではCDを売っている店がなくてドイツのアマゾンから取りよせたほどなのに、いったいボゴタで知名度はあるのか。コンサートにも興味はあったんですが面倒で行きませんでした。人は入ったのかなー。


ブックフェア2008

今年も Feria Internacional del Libro に行ってきました。この時期は雨が多いので、来年は8月に開催されるそうです。

木曜に行き、平日なのですいているだろうと思ったんですが、その日は学校から団体が来る日だったらしく場内はこんな感じに。いろんな学校の生徒がいました。トイレなんか行ったらどこかの高校に迷いこんだような雰囲気でした。


今年は日本・コロンビア修好100周年だそうで、日本が特別招待国でした。日本から図書館バスが供与されたそうです。


内部の写真を撮っていたら、説明の係のお兄さんにバスのお礼を言われてしまいましたが、いや私なにもしてませんから。でも、何年か前のブックフェアに近隣の学校からやってくる子供たちの話で、交通費と入場料と昼食代を払ったらとても本を買うお金が残らないという記事を新聞で読み、小さい町の子供たちが使える移動図書館があるといいなと思ったので、これはいいと思いました。本だけ並んでいるのかと思ったらエアコンとテレビも完備。


インターネットコーナーも。


パビリオンのほかのところには、ここは日本の本屋ですかみたいなコーナーもできていました。雑誌はだいたい数年前のもののようだったので、コロンビアを離れる駐在員や家族の人が残していったものでしょうか。これはもちろん展示のみで、持って帰ってはいけません。日本パビリオンの出口チェックは厳しかったです。


日本的な人形や工芸品の展示コーナーもあり、何かパフォーマンスをされるらしい場所もありました。そこに立っていたものですが、写真と俳句があんまり合っていないのもご愛敬?


一般書のパビリオンはさすがにすいています。というか、児童書のパビリオンもすいていました。子供たちはいったいどこに?


去年はガルシア・マルケスの『百年の孤独』新装版が目玉だったのですが、今年はそれほど目立つ出版物はありませんでした。たまたまなのか、やっぱりゲストが日本だからか、日本人作家の本をあちこちで見かけました。川端康成のスペイン語版とか、えらく読みにくい名前の作家がいると思ったら村上春樹だったり。

これは児童書のパビリオンで見つけたもの。光の量が足りなくてボケボケの写真ですが、これは五味太郎の『らくがき絵本』じゃないですか。日本語版はたぶんちょっとした説明があったと思うんですが、これは文字はいっさい排除されていました。手抜きとも言えますが、その方が自由でいいという考え方もあるかも。ほかに、きたむらさとしという絵本作家のコーナーもありました。


本筋と全然関係ありませんが、帰りに乗ったタクシーが踏み切り待ちをするという珍しい場面に遭遇。列車自体が1日に2~3本しか通らないからです。


今回は3冊の本を買いました。去年買ったのもまだ全然読んでないんですけどね…。


左上は El Caballo Criollo Colombiano(コロンビア固有の馬)(Gillermo de Narvaez)。ちょっと自費出版ぽい本ですが、コロンビアって馬産が盛んなわりに警察などの馬はアルゼンチン産だったり、国産の馬が冷遇されているようなのでコロンビア産の馬とはどういうものなのか気になっていたのです。

左下はたまには日本でも知られている有名作家の本を読もうと買ってみたマリオ・バルガス・リョサ(コロンビアではジョサと発音するのでペルーでもそうではないでしょうか)の Lituma en los Andes。表紙買いですが、ほのぼのではなさそうです。

右下は Gioconda Belli というニカラグアの女性作家の Waslala。「失われた文明を求めて」という副題(?)が前から気になっていたので買ってみました。

4冊写っていますが、右上の Alejandro Magno(アレキサンダー大王)は下の2冊を買った Planeta という出版社のブースで「2冊買ったら1割引の上本を1冊おまけ」となっていたおまけの1冊です。元はフランス語のスペイン語訳。

左はその Planeta でもらったチラシです。

しかしブックフェアのみならず、ときどき普通の本屋でも本を衝動買いしているのですが全然読めていません。いつ読めるのか……。

お腹壊した

よくあることですが、お腹壊しました。夫は平気なので何かに当たったとかではなく、体質のせいだと思います。

金曜の昼に食べたペトが怪しい。ペトはアレパの材料である白いトウモロコシを牛乳で煮たスープのようなものですが、以前は大丈夫だったのに、外食の乳製品は要注意なのです。家では deslactosada(脱乳糖乳というのでしょうか)を使っていますが、外だとたぶんそうじゃないし。ただ、店によってはそれを使うようです。この前、Juan Valdez のコーヒーショップで deslactosada のカプチーノを頼んでいる人を見て、そういうのもできるんだと感心しました(メニューには書かれていない)。

前はクレマというポタージュみたいなのをけっこう食べましたが、最近はお腹を壊すので食べられません。

あと、外食のチーズもダメのようです。ピザなどもってのほかです。家でもチーズはあまり食べませんが、家で少し食べるなら大丈夫です。

しかしフルーツサラダにかかっている生クリームとか、コーンのアイスクリームとかは平気なんですよね。

しかし実際にお腹を壊したのは土曜の午後からなので、ペトだけが原因というには時間が経ちすぎている気も。

土曜の昼に近所の食堂で飲んだボロホのジュースとの合わせ技かもしれません。ボロホは茶色いどろっとしたジュースで、外見にも匂いにも味にもちょっと癖があるんですが、嫌いではないので大きいグラスで飲みほしたんですよね。

結局、何が直接の原因だったかはわかりませんが、夕食は食べられないし、翌朝もパンと紅茶のみで、昼は多少食べたのですが、午後からすごくお腹が空いてきました。まあ、病気というほどではないのでもう回復したのですが。

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99年からボゴタ在住。
家族は現地人の夫と犬2匹。

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