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きまぐれコロンビア案内

コロンビア生活日記です

   

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スーパーの値段表示

いつもの Carrefour で雑誌を買ったら、レシートに 9500 ペソと付けられていました。表紙に 8900 ペソって書いてあるんですけど。

その後、カスタマーセンターで返金してもらいましたが、印刷されている価格まで違っているとは大胆な。わざとではないと思いますが…たぶん。

なのでバーコード表示の値段は信用してはいけません。ふだんあまり買わない物を買うときや特売っぽい商品を買うときは、まず商品のバーコード(の数字)を見、そばにある値段表示のバーコードの数字と照らし合わせます。合っていたら問題ありません(どこの国でもこの仕組みは同じのはず)。

値段表示がなかったり名前は似てるけど数字が違ったりするときは値段確認の機械で確認します。でもこの店では最近、わざとかと思うほどこの機械の数が少ないです。ここで値段が出ないものは、レジで時間がかかる元になる(またはレジを通すこと自体が不可能)ので諦めます。

今回は卵を買おうとしたら、なぜか同じ大きさで 6000 ペソ代のものと 8000 ペソ代のものが混在していて一見見分けがつきませんでした。わざとなのか…。この前、夫に卵を選んでもらったらこの罠に見事に引っかかって高い卵を買わされたので、卵は自分で選ぶことにしています。ちなみにこの値段は 30 個パック。最近卵は高く、近所で買うと 1 個 250 ペソします(約 14 円)。日本の方が安いのでは。

そんなこんなで無事にレジを通過したら、レシートを必ず確認します。ここまでしても、すべての品物を確認するわけじゃないので記憶と少し違っていることはよくありますが、少額なら諦めます。というか、払った価格の方が安いこともあるので、もういいやってことで。

ところで日本のスーパーでは同じ品物で値段が違うものが同時に並んでいることはありえないと思いますが(日本のお客さんは細かいですからね…)、コロンビアではよくあります。例えば乾電池で、「15% 割り引きの 4 個パック」と、「4 個分の値段で 6 個入ったパック」が並んでいたり。それぞれのパックの値段が微妙に違い、どちらが安いかを把握するのに時間がかかります。

また、まとめ買いの方が単価が安いだろうと思うのも日本人が陥りやすい罠。ちょっと前のことですが、牛乳の 1 リットルパックの 4 個入りを買おうとしたら、そこにいたメーカーの宣伝販売員に止められました(平日でもよくメーカーの宣伝販売はいます。みんなかなり親切)。「これはバラで買った方が安いですよ」と言うので、常々それはおかしいと思っていた私は「なぜですか」と聞いてみたんですが、「知りません」と素っ気ない返事。でも持っていた電卓でバラ売りの方が安いことを計算して見せてくれました。宣伝販売というよりも、これをするためにここにいるんですかね、この人…。結局バラ売りを 4 個持たされましたが、バラなら 4 個はいらないんだけど…と思いながら言えない小心者。

なので、まとめ売り(米のようなものなら大きな袋と小さな袋)のどちらが実際に安いかを考えることも必要です。「賢い消費者になろう」とよく言われますが、コロンビアではこうやって賢い消費者になるために日々鍛えられているのです。とでも考えないとやってられません。
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歯医者に行く2008

なんか旅行の話にはもう少し書こうと思っていたことがあったはずなんですが、いろいろさぼっているうちに2月の終わりから3月前半には体調を崩してぐだぐだになるわでダメダメです。

しかし体調も戻ってきたので、(北半球は)春だし、そろそろ活動を開始することにしました。

私にとって活動とは、医者に行くことです。まず歯医者に行きます。

といってもクリーニングだけですが。例によって保険のきかない歯医者で、5万ペソでした。

ここは民間のビルに入っているんですが、2時の予約というのでちょっと早めに行ったら「2時すぎでないとダメだよ」とビル全体の受付のおじさんに言われました。しばらく待って知ったんですが、2時にならないと受付の女の子自身がいないようです。

歯のクリーニングはなんか塩で磨くような感じです。もっとおしゃれなブリーチとかもあるのかもしれませんが高そうです。いつものクリーニングはその塩のしぶきみたいなのが顔にかかって大変なのですが、今回は口だけ開いたペーパータオルのようなものをかけてもらえました。さらにビニールもかけられました。

しかしほんとに口だけしか開いてません。口の中をいじられていると口で息ができないんですよね…。途中で「息ができません」と言ったら笑われました。いや笑い事じゃないですから。鼻が高い人ならこのカバーが鼻の穴に貼り付いたりしないんですかね。

私の顔は日本人標準からしてもかなり平らな方なんですが、それについては先日眼鏡を作ったときにもちょっと障害になった気がします。その話はまたいずれ。

メデジンまでドライブ(5)ホテル

コロンビア国内のまともな旅行は初めてで、これまでコロンビアでホテルに泊まったことがありません。非常に不安だったのですが、とりあえず3日だけのことだから何があっても我慢しようと覚悟を決めました。メデジンはボゴタほど寒くないし、水シャワーでも死にはしないさ! ベッドに虫さえいなければOK!(虫刺されアレルギーがあるので虫に刺されるのは困るのです)

犬が泊まれる場所はないかと夫がネットで探し、メールと電話で連絡を取ってここを予約しました。この一番右、Sede Campestre del Gran Hotel です。campestre は「田園の」という意味ですが、その言葉から連想するよりは街の中にあります。しかし非常にわかりにくい場所にあり、着いた日は夜だったこともあってめちゃめちゃ迷いました。

私は事前にサイトも写真も見ておらず、夫の話によると「犬がいることと、その日は団体が泊まっているのであんまりきれいじゃない部屋らしいけど、いいよね」とのこと。犬がいる&格落ち=まさか馬小屋ってことは。農場やってるらしいし。

その日、疲れきってたどり着いた私が見たのはこんな部屋でした。正直、たどり着くことはないだろうと思ってたんですが。

これであんまりきれいじゃないって、ほかはどんな部屋なんだ! おまけにベッドが3つ映っていますが、私たちが寝たのはこれ以外の、手前の2つのベッドです。ベッドが5つの部屋。
テレビが2つありますが、1つは置いてあるだけです。テレビの映りはよくありませんでしたが、テレビを見に来たわけじゃないのでOKです。
おまけにお湯も出ます。使い放題。難点としてはなぜか洗面所の水がほとんど出ないんですが、それは事前に聞いていたそうです。階下に共同っぽい洗面所があったのでそこを借りました。


犬連れ客はイレギュラーのようでしたが、毛布まで貸してもらえました。その好意を無にしてベッドに上がったりしないよう、犬はつないだままでした。


表はこんな感じ。というか、正面玄関というものが見当たらず、フロントらしいものもありません。このあたりは食堂なのか? 食事のページで朝食場面などを紹介しましたが、あれって実は廊下の一角なんですよね。ほかの泊まり客はここで食事をしたのかも。とにかくほかの泊まり客を見かけたのはプールそばのみでした。


そう、サイトにも写真がありますが、プールがあるのです。ただで入れます。が、どうしても泳ぎたいほど暑いわけではありません。この子たちは朝から泳いでいましたが、寒くないのかな。
とにかくうちの場合は上の写真のラブラドールが水を見れば飛び込むたちなので、プールには近づきませんでした。


上の建物写真の3階部分に私たちの泊まった部屋があるのですが、出入りは反対側から。このように車も止められます。門からここまでがすごい急坂なのですが。
「家の前に車を止めて洗ってる」と言っても全然違和感のない写真。ただしホースは私たちが使ったんじゃなくて、農場の人とおぼしきおじさんが花を洗っていたものです。

私は料金を事前に聞いていなかったので(まあ支払いは夫にまかせていたんですが)、これでいったいいくらになるのかドキドキ。夫は「一晩4万ペソくらいだよ」と言ってたんですが(2155円くらい)、それはいくらなんでも安いのでは。10万ペソはするのではないかと思ったんですが、実際には1人1晩19000ペソでした。食事は別で、朝食は4500、夕食は8000です(それぞれ1食の値段)。昼食はとっていないのでわかりません。

食事はやや割高感がありますが、おいしかったので満足。ただ料金は、サイトに書かれているものと違う感じもあり(というか、このサイト、リンクが全然ちゃんと通っていないような…)、もしも実際に利用しようと思われる場合は事前によく確認した方がいいと思います。あと、メデジン市内ではあるのですが、車がないと行きにくい場所かも。

メデジンまでドライブ(4)街道沿いの店

通りすぎる車を当て込む店もあれば、近所の人のための店も。


ちょっとしたカフェテリア。朝で霧が出ています。RAPID OCHOA というのはバス会社の名前です。指定の休憩所なのか、あるいは停留所なのかもしれません。


メデジンに向かう途中、昼食をとった店。トラックの休憩所となっている模様。ここのペチュガ・ア・ラ・プランチャ(鶏胸肉を開いて焼いたもの)はおいしかったです。


例のカルド・デ・ガジーナの店。写真には写っていませんが、ここもトラックが多かったです。長距離ドライバー愛用ということなら、あの朝食のボリュームも納得です。トラックには2~3人乗り込んでいることが多いようです。上の店もそうですが、山の中では衛星放送のアンテナが付いている家が多いです。


(1)で書いたオレンジジュースの店の向かいあたりにある肉屋。「牛肉と豚肉あります」と書かれています。ボゴタなどではよく店先に解体しかけの肉が吊されていますが、それがないのはやはり暑いからでしょうか。たまたまかもしれません。手前のクリスマスデコレーションが暑さを増幅します。

帰り道、夫がオレンジジュースの店の辺でちょっと仮眠を取りたいというのでそのすきにアイスクリームでも食べようかと思ったら、意外にもオレンジジュースの店には置いてありません。隣にあるというので行ったら、隣は小さなスーパーでした。レジで「エラード(アイスクリームまたはキャンデー)ありますか」と聞いたらレジの男の子が「それ」とレジの後ろにあるケースを指して教えてくれたのですが、なんと驚いたことに、アイスクリームのケースに鍵がかかっていませんでした。ボゴタでは考えられないことです(大型スーパーの場合はかかっていませんが)。アイス自体はどことなく手作りっぽくておいしかったです。


バイクがメインに見える写真ですが、両側にスイカを売る店が並んでいます。車を止めると近くのブース(?)の人が駆け寄ってきます。うちは帰りに買ったのですが、ボゴタからだと暑い場所の始まり付近なので、行きがけに買って途中で水分補給に食べるのもありかも。そのときは包丁必携ですが。


買ったスイカ。さすがに甘かったです。というかまだ8分の1残ってます。ほとんど私が食べてます。重さを量ったら6kgありました。これでも売っていた中では一番小さいタイプです。4000ペソでした(約225円)。


週末に誕生パーティのある夫の甥っ子のために、思い付きでハンモックを買うことにしました。この奥にその他の民芸品もあります。ここまでおみやげなど買っていなかったんですが、結局ここでポンチョやランチョンマットなどを衝動買い。ハンモックは意外とあんまり売っていませんが、ほかの民芸品は実はボゴタでもわりと買えます。しかしこのお店のおばさん、ティント(ブラックコーヒー)をくれたり、果てはオレンジをただで8つもくれたり、あんまり商売熱心ではありません。
ここはボゴタから行くと暑くなる場所の手前なので、この辺がハンモックやビーチタオルを売るポイントになっているようです。

メデジンまでドライブ(3)食事

メデジンで出てくる食事はボゴタと似ているようで、ちょっと違うところもあります。

朝食編。


泊まったホテルの朝食です。ちょっとおしゃれなセッティング(椅子はプラスチックだけど)。
チョコラテ(ホットチョコレート)とオレンジジュース、アレパと食パン、卵、それから小さいパッケージのバターとジャムが付いていました。
私にとっては外の朝食の定番がチョコラテとアレパ。家で食べるときは紅茶とパンなんですが。
アレパはトウモロコシの粉を練って焼いたもので、地方によってさまざまなバリエーションがあります。この日のこれはボゴタでもよく見るタイプですが、翌日のアレパは薄く大きなタイプでした。
卵は玉ネギとトマトを入れたオムレツにしてもらいました。これをペリコと呼びます。カフェ・コン・レチェ(カフェオレ)の小さいのもペリコと呼びます。


これは帰りの日に街道筋のドライブインみたいなレストランで食べた恐るべき朝食。
コロンビアの定番朝食のひとつにカルドというものがあり、これはコンソメスープのようなものだと解釈していたので気軽に頼んだら、すごいボリュームで出てきました。
浮いているのは卵です。これはカルド・デ・ガジーナというもので、ガジーナはまあ地鶏のようなものです。卵はそのガジーナさんの体内にいた卵です。7個入っていました。
カルドにこれほどボリュームがあると思わなかったので、別にアレパと卵(またペリコ)も頼んでしまいました。お腹いっぱいです。
夫はこのカルドのスープを取ったと思われるガジーナの胸肉を食べていました。とても朝食とは思えないメニューです。


これはメデジン旅行のあと、ビジャ・デ・レイバに1泊で出かけたときの朝食。例によってアレパとペリコとチョコラテですが、これは夫のものです。
チョコラテは本来、このようなちょっと大きめのどんぶり状のものに入っているもののようです。
その隣にあるのはチーズ。これをチョコラテに入れるのが本式です。チーズはケソ・カンペシーノと呼ばれるもので味はありません。でも私は食感が苦手なので基本的には食べません。味もないし、ゴムみたいなんですよね…。
ここのアレパはボヤカ県の特産アレパらしく、甘くてチーズが入っています。個人的にはチョコラテに合わせるならプレーンな白いのの方がいいかな。


このレストランでもほかの人たちはカルドだのいろんなものを頼んでいました。

昼食。


これはメデジンからちょっと走ったところにある湖の周辺で食べたもの。
トゥルチャ・アル・アヒージョという料理で、マスを開いてにんにくなどの香辛料を塗りたくって焼いたもの。けっこうおいしかったです。
でもこれに付いているアレパは出来合いのものらしく、ダメでした。アレパは焼きたてでないとおいしくないのです。
ジュースはリモナーダ(レモネード)を頼みました。映っているのは普通のレモネードですが、店によっては茶色いものが出てきます。これは注文を間違えたのではなくてレモン味のパネラ水(黒砂糖をとかしたもの)で、それもリモナーダと呼ぶのです。これはこれでおいしいです。

ところでこの日は夫の姪である姉妹を連れていたのですが(20歳と13歳)、前日、私は妹の方と「日本ではカブトムシをペットにする」という話をしていました。ここで妹の方が姉に「日本ではカブトムシ(エスカラバホ)をペットにするんだって!」と言いました。「え~~~!?」ととっても信じられないという顔の姉。
「刺すよね?」
とか言ってます。いや、刺さないと思うけど。
「何食べるの?」
「果物とか。スイカとか」
「信じられないー」
子ネズミでも食べると思ってたんでしょうか。
やっぱりコロンビアの人には昆虫をペットにすることは信じられないんですね。でもタランチュラはペットにするよね(そしてタランチュラは実際に子ネズミを食べるよね)。
以前、夫がボゴタの街の中でヘラクレスっぽいカブトムシを拾ったことがあり、それは公園に逃がしたのですが、今度機会があったら水槽に入れて飼ってみて、お客さんにどのようにカブトムシを飼うのか見せてあげたいと思います。

夕食。昼食の場合は単に写真をまめに撮らなかっただけなんですが、夕食は実際、食事らしいものをしたのはこの1回だけでした。コロンビアでは昼食がメインで、夕食はパンとか軽いもので済ませることが多いです。


見ての通り、ホテルです。3人分なのは姪(妹)が泊まったからです。
ごはん、アレパと牛そぼろ(たぶん牛だと思うんですが)、チチャロンとプラタノにサラダです。
プラタノは調理用バナナ。調理法はいろいろありますがこれは揚げてあります。
チチャロンは豚の皮のあたり。たぶん揚げてあります。チチャロンはボゴタの道端なんかでも売ってますが、道端のは食べたことがありません。ここのチチャロンはすごくおいしかったです。このホテルは農場も経営しており、そこの豚だそうです。
スープが一つだけありますが、これはフリホーレス(煮豆)。豆は重いので私はあまり食べません。
飲みものはまたマンゴージュースと、白いのは牛乳ではなくクラロです。
クラロはこの辺に来て初めて見ました。これは白いアレパの原料にもなっている白いトウモロコシを水で煮たものらしいです。味は全くついておらず、カップの横にグァバから作ったボカディージョが置いてあります。私はボカディージョが嫌いなのでクラロだけいただきましたが、あっさりしていておいしいです。
ボゴタには似たものとしてペトというのがあります。ペトはこのトウモロコシを牛乳で煮たもので、スープのような感じです。ペトにもやはり味はついておらず、パネラを入れていただきます。
牛乳を入れるペトに対してクラロは水だけなのでクラロ(澄んでいる)と呼ばれるのではないかと思われます。

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99年からボゴタ在住。
家族は現地人の夫と犬2匹。

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